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耳下腺腫瘍について

耳下腺腫瘍

唾液腺は口の中に出る「つば」(唾液)を作る臓器であり、顔面、口唇、口腔内に複数あります。

耳下腺は唾液腺の中で最も大きいもので、耳たぶ(耳介)の下にあります。

耳下腺の中には良性、悪性腫瘍ができることがあり、手術のみが有効な治療法です。耳下腺の中には顔面神経が通り、顔面の各表情筋に分岐していきます。

腫瘍の手術では「腫瘍を取り切る」ことと「顔面神経を保存して麻痺を防ぐ」ことの双方を注意する必要があります。

手術において耳下腺組織を切断しながら神経を温存することは容易な手技では無く、繊細な手術操作が必要です。

手術治療の工夫

病院での耳下腺腫瘍手術の経験において、上記の二つに加え、さらに顔面皮膚の切開における整容性も追求する研究を行って参りました。(下図)

この皮膚切開での耳下腺腫瘍手術はまだ一般的に行われておらず、本術式での手術後には傷が首にかからず目立ちにくいため、特に女性の方からは数多くご依頼を頂いてきました。

当クリニックではこのアプローチ法での耳下腺腫瘍手術についてもご相談をお受けいたします。

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